5、緑色。

本題に入る前に。
あの並びの中でまあ選ばれないでしょって思って書くこともないのに数合わせに入れたテーマ、無事に予選落ちしてくれてとてもよかったです。
つまり、それ以外の3つは何かしらあてはありました。
 
 
 
さて、本題。
痛車に乗りたい話でしたっけ。
みんな痛車が好きね。僕は好きではないんですけれども・・・
イタ車なら乗ってみたいね!
 
 
今年度異動してからずっと、片道1時間半程度の車通勤をしています。
車に乗るようになると、自然と周りを走ってる車に目が行くようになるんですよね。
まあそれまで自転車で5分とか電車通勤とかだったので当たり前ですけれども。
で、たまに見かけるんですよね。いわゆる普通の?痛車とか、あとは大型トラックなんかでも見かけたりします。
 
正直なところをいうと、痛車ってあんまり乗りたくないっていう人は多いんじゃないでしょうか。
少なくても僕は絶対に乗りたくない。
 
まず、周りの反応が気になること。
そもそも通勤に使うので職場に置いておきづらい、というのもあるんですけれど。
別にそういう話じゃなくて趣味用に別の車を持っていたとしても自意識が邪魔して乗れる気がしません。邪魔じゃなくて正当に働いているだけともいえますけれどもね。
そもそも。
服とかを選ぶ時も、柄物とかマークやら文字が入ってるもの、選べないんですよね。ボーダーとかみたいなのならギリ許容範囲ですけれども、ロゴとか印刷されてるだけでも厳しい。
なので買うのはほぼ例外なく無地。だからあんまり衣類とか買うのに興味がわかないんですよね。
よく「そんなTシャツどこで売ってんの(笑)」みたいなやつ、あるじゃあないですか。あれを常に自問自答しちゃうんですよね。他人が着ていても別に何とも思わないどころか、羨ましく思ったりもするくらいなんですけれども。
 
次に、結構お金がかかること。
具体的にどれくらいかかるとかは全然知らないですけれど、まあそもそもが自動車自体高いし、塗装とかだって高いじゃないですか。
まあたぶんあれカッティングシートとかそういう感じだとは思いますけれども、それにしたって自分ではできないので誰かにお願いしたらそこそこ取られるんじゃないかと思います。
もちろん別に払えないほどギリギリの生活をしているわけではないんですけれども、そこに全額ベットするほどの暴勇さも持ち合わせていませんし。
 
更には、手間もかかること。
やっぱりああなった以上は、洗車だって頻繁にしなきゃいけないし、剥がれたりとかで適当にやるわけにもいかないし。
当たり前ですけれどもこすったりなんかもできないし。僕も別に買ってからこすったことはないけど*1
もちろん洗車やらで手をかけるのが楽しみだっていう人もたくさんいるのは知っています。
でも僕が4番目に好きな言葉は「メンテナンスフリー」ですので。メンテフリーは心のゆとり。
なので絶対に相いれない。
あるいは車やら身の回りのモノをメンテできるほど心のゆとりがないだけとも取れますけれども・・・
 
そして何より。
今までの3つを乗り越えられるような、いわゆる推しキャラみたいなものがいない、というところに尽きる。
それこそ昔流行っていた「○○は俺の嫁!」みたいな文化の頃から、全く馴染めないんですよね。
そういうの、昔から思い浮かばない。
だからそういう、「コレ!」ってキャラがいたりすること自体、羨ましいなーなんて思ってしまいます。
いや、その時々でそれなりに好きなキャラとか属性とか、ないではないんですけれども。
それはそれで頻繁に遷ろうし、その熱量も最近はガンガン減ってきている気はする。
「タトゥーで恋人の名前を入れて別れた後に後悔」みたいな人がたくさんいるようなんで、もっと楽に考えてもいいのかもしれませんね。
 
 
 
ともあれ、そう考えると痛車に乗る人って僕が持っていない部分を持っていて、結構憧れというかそういうものに近いんだなー、なんてことを考えながら車通勤していました。
どちらかというと、痛車に乗りたい人になりたい、くらいの温度感。現状、痛車には乗りたくないです。あるいは「乗りたい痛車がない」。
 
ちなみに一番乗りたくないのは「赤ちゃんが乗っています」系のアレ。乗ってても乗ってなくても安全運転しようね!って思っちゃう。
これは完全に偏見ですけれど、アレつけてる人、ちょっと前まではヤンチャしてたけど今は子供ができて落ち着いたようないわゆるマイルドヤンキーの印象しかないです。

*1:実家の車は除く