117、今日も元気に25時帰宅。

という感じです。
とはいえ今日は残業でもサビ残でもなく、職場の人の家というか寮で夕飯を食べたりゲームをしていただけなんですけれど。
 
やっぱりいろんなことを考えました。
今日考えていたことは、例えば月の裏側まで配線を伸ばした電球に地球で電源をつなぐとその瞬間に電球が灯るのか、電磁力に比べて万有引力が弱い理由、なぜ同じ電磁気的成分は反発しあうのに重力的成分は引き合うのか、などについてなどです。
 
前者のほうは、実は4年ほど前にお世話になった上司が聴いてきたことで、ふと思い出して回答を考えてみました。簡潔にいうと電圧の伝搬速度はどれくらいなのかという感じでしょうか。
僕の持てる知識から考えると、理想状態の電路ならば瞬時に、即ち電源接続と同時に電球が灯るような気がします。あるいは点灯時間に誤差が出る事についての根拠が自分の持っている知識の中には見つからなかっただけともいえます。
で、理想状態でない場合はどうなんだろうと考えると。仮に月まで往復する距離に対する電圧降下を考慮して十分な出力のある電源を接続するものとします。そうでなければそもそも灯りませんからね。
配線材料にはリアクタンス、インダクタンス、キャパシタンス成分があり、それら各成分がそれぞれ並列に、微小単位長毎に直列で接続されている回路でモデル化できると考えます。
すると電源接続から単位時間あたりの電流変化量でインピーダンスが変化するため電流値に偏りが生まれ、それによって遅延が伝播していくと予想されます。その変化率は各成分の大きさ次第なので明確にどれくらい遅れるとかは全く分かりませんけれど、逆にいえば各種パラメータさえ与えれば単純な解析的手法で算出できることだと思います。
というところで2つのことに気づきました。まず、よくあるRCL回路の過渡状態の設問と全く同じだという事と、結局電圧の伝搬速度の話をしてないなってことです。
ちゃんと電磁気学を学んだり修めたりした人からしてみれば当たり前の問題だったり或いは前提知識なのかもしれませんけれど、こう素人知識で考えていくのって結構楽しいなって思います。
 
2つ目以降については予備知識もさっぱりないためなんでなんだろなーなどと考えているだけで終わってしまいましたけれど、素粒子とかそういうことを真面目に考えている人たちはちゃんと発見していることなんでしょう。
 
割と普段からそんなことを考えながら外回りの施設点検をしていますけれども、まあ門外漢なので特に意味はないです。