五等分の花嫁(2)~(9)。
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前回分です。
とりあえず現行最新刊の9巻まで読みました。
これもこの漫画に限りませんけれど、いったん読み始めれば今までなんで積んでたのってくらいちゃんと読めますね。
反応エネルギーみたいなアレでしょうか。極所解に陥っているあの感じ。
前回とおんなじで短評をつらつらと書いていきます。面倒なので点数は省略。
例によってといいますか例以上にネタバレや妄想を含みます。よろしくね。
短評
一花
長女・女優の立場を利用して一歩を引いたアウトレンジからのやり口に加えて、ダーティプレイ使いにもなりましたね。
でもまあその戦術をとった時点でやっぱり風太郎争奪杯では敗色濃厚という感じです。
個人的にもアウトレンジなキャラはとてもいいと思うんですけれど、ダーティプレイされちゃうと選ぶ対象としてはやっぱり評価が下がらざるを得ないよね。
とはいえ、現段階ではキャラクターとしては一番好きです。あらゆる手段で死力を尽くして華々しく散ってほしいキャラですね。
二乃
案外早く絆されてしまい、1巻がストップ安でしたね。睡眠薬はまた使いましたけれど。
嫌いなものは徹底的に排除する性格が裏返って、好きなものは絶対に手に入れるというモードに突入。ストーリー的には風太郎争奪杯で颯爽とスタートを切り、最速で第一中継ポイントを通過していきましたね。
恐らく自分に自信があるタイプであり正々堂々と戦うインファイターなので、同じく何が何でも手に入れるというスタンスであり且つダーティプレイも厭わない一花に蹴落とされて脱落して行くという予想。
攻めでは正攻法を好んでも、守りでは毒を盛る奴だということを忘れてはいけない。てかなんで睡眠薬常備してるの?メンヘラなの?
三玖
1巻時点では五月が担うと予想していた、争奪杯のペースメーカー。5人攻略のチュートリアルキャラともいえる。
ペースメーカーとして常に出番はあるものの、1巻の時点からさほどスタンスも変わらず、さほど評価も変わらない感じです。伸びしろが短かった。
ストーリーとして考えると、いなくても争奪杯が成立しそうな唯一のキャラ。四等分だったらいなかったかもしれない。
歴史好きなのも争奪杯には特に影響しない感じでそういう意味でも不憫な立ち位置。
二乃と同じく一花に蹴落とされがちな立ち位置ではあるけれど、二乃ほど潔癖でもないのでダーティプレイにはダーティプレイで対抗できそうな優位性はある。
一花に強い三玖、三玖に強い二乃、二乃に強い一花という三竦みで、そのまま3人そろって脱落していきそう。
とはいえ花嫁として誰を選ぶかという次元の話だと一番丸い選択肢。他の4人に角がありすぎるだけですけれども。
内向的だけれど真面目で健気で、人気投票でトップなのも納得のスペックではある。かくいう僕もそういうキャラは好き。
四葉
相変わらず文明開化は遠いけれど、それが「好きなものがわからない」「頼まれると断れない」という'無個性キャラ'を由来としているという感じ。無個性というよりは無自我のほうが近いかな。
そうなると逆説的に、初めて見つけた'自分の'好きなものが風太郎となるはずなので、一番純粋なキャラともいえる。そうならなければそのままフェードアウトして、やっぱり大ゴマでの実況担当に落ち着いてしまう。それは悲しい。
まだピンスポも当たっておらず争奪杯のスタートラインに立っていないことからも、晴れて自我を獲得して文明が開化したらラスボスとして五月と一騎打ちになるという予想。未知数だから唯一下克上が成立する可能性がある。
3人の姉の想いを知っていれば本来なら身を引くようなキャラ設定でいて未だにエントリーされていないという事は、相当えげつない角度で球を放り込んできて読者の人気を掻っ攫っていきそう。というかそうなってほしい。
あるいは争奪杯から一歩引いたオブザーバーとか第三者的な立ち位置に徹して、最終的に花嫁や他の脱落者とは別の、いわゆる親友ポジションとかに就くとしたら、僕からの好感度は暴騰します。目指せストップ高。
総評
風太郎争奪杯 現在順位:2>3>1>5>4
風太郎争奪杯 最終順位予想:5>4>1=2=3
以上を踏まえたうえで、
頑張ってほしい(=最終的に結ばれてほしい)のは、3>2>1>4>5
自分が選ぶなら、3>4>5>1>2
キャラとして好きなのは、1>3>4>2>5
まあこんな感じでしょうか。
個人的にはキャラ単体で好きか嫌いかという話よりは、そのキャラの立ち位置とかのほうが重要視しがちなので、レースの着順次第で結構変動したりします。
あんまり特定の属性だからっていうのはないかな。幼馴染がいれば無条件に選ぶけれど。
みたいな。
おまけ
らいは
五月のスポンサー。
結果に関与しないかと思ったけれど、最終的に同着になったららいはの泣き落としで五月になる。柔道の効果とかスイスドローのオポーネントのような存在。
成長しても引っこ抜けてない。
おまけ2
零奈
どーせ母の名前を借りた五月でしょ?
そうじゃなければ分裂する前の素体、0のシリアルナンバーを持つオリジナルボディ、不慮の魔法事故の真の原因で、物語のラスボス。最後はすべての力を取り戻したヒロインに吸収されてハッピーエンド。
それかコピーのもとデラックス。