8、シルフ。

今日はおんなじ分量の薬を飲んでも虚無にはなりませんでしたね。昨日から今朝にかけて12時間くらい睡眠をとったので、元気だったのかもしれません。
一方今日は仕事がうまくいかなくてそれはそれで悲しい気持ちになりました。
まあ、同じ辛さなら原因がある今日みたいな時のほうが精神的に楽です。もちろんミスしたり怒られたりするときついですけれど、ミスをしなければいいんだという気持ちにはなりますからね。解決方法がある。
虚無な場合は、まあ、何をしても終わってる感じがしますよね。あるいはスタートラインになっていないような気持ち。
 
独り暮らしを始めて思うのは、人間というか人生というか生活というか、本当にやるべきことあるいはやらなければならないことって少ないんだなというやつです。
今思えば前回の独り暮らしを始めたとき、荷造りのような物理的な引っ越し準備をしていたらあっという間に当日になり、何の知識もないまま放り出されたような感覚に陥りました、実際は勝手に出て行ったんですけれどもね。
まあつまり、今まで家族に甘えていたり任せていた日常生活のあれこれの中にどんな要素が含まれているのかとか全く考えたり調べたりもせず独り暮らしがいきなり始まりまして。
で、実際はというと、思っていたより何にもなかったんですよね。思った通り何もなかったともいう。
当時は学生だったので、起きて学校に行って(買うか作るかはともかく)食べて寝て洗濯して、たまに掃除して家賃光熱費を払えばおっけー、みたいな。
それまでのイメージでは、なにか煩雑なあれやこれやがあったり、重大ななんとかかんとかがあったり、みたいな得体のしれない存在が大きなものだと思い込んでいたように思います。で、蓋を開けてみれば、お金さえあれば案外何とかなるなと思ったわけです。その必要なお金も、それまで思っていたよりずっと少ないんだな、とか。
はっきりいって料理や家事といった、スキル面での生活力は全くといっていいほど身に付きませんでしたけれど、生きていくうえでの最低ラインを知るという意味ではものすごく生活力が付いたように思います。
で、働き始めての現在なんですけれど、小難しいあれやこれや、例えば税金だとか何かしらの手続きだとか、まあ最初の1回だけは自分でいろいろしなきゃいけない場合も多いですけれど、あとは職場がやってくれたり自動で引き落としてくれたりで、ちゃんと与えられた仕事だけしてちゃんと必要なだけ収入を得れば、得体のしれない何かなんて些末で無視していいことだという風に思い至りました。ちゃんと仕事を与えられるのに苦労したわけですけれどもね。あと自分自信で仕事を与えるという選択肢はない。皆無。
 
まあ、家族を形成するにあたっては、あれやこれやがもう一悶着も二悶着もあるんでしょうが、その心配は今のところないですね。
その悶着が嫌だからこそ実家から出たともいえます。
 
 
なんでこんなことを思ったのかというと、昨日は18時前くらいに帰宅して19時前には就寝、上述の通り6時半くらいまで寝ていたり、今日は今日で適当に肉と野菜を炒めたものを食べたりして、生活リズムも食生活もまああんまり高水準とはいいがたいですけれど、別に恙なく日々が過ぎていっているからですかね。
中身としては常々思っていることなんですけれども、まあ、とりたてて書くこともないし、機会かな、と。
 
 
 
明日は午前中に病院、午後は夜勤です。
怒られるためにちょっと早く出勤しなきゃいけないんですけれど、怒られれば済む話なので、気は重くても虚無よりはずっとましです。
あと風邪はほぼ完治しました。そして資格試験は落ちていました。
誕生祝、お待ちしております。
 
連絡以上です。